退職代行で電話着信拒否の無断欠勤からの即日退職

退職代行で電話着信拒否の無断欠勤からの即日退職

ある従業員が無断欠勤。

電話をしても着信拒否。

そして退職代行から電話があり、即日退職という全くモラルのかけらもない従業員の退職がありました。

退職代行が使われたケースは初めてでしたので今回はそのエピソードを紹介します。

無断欠勤からの電話着信拒否の問答無用の対応

まず、事の発端はその従業員が始業時間になっても出勤してこない事から始まりました。

遅刻かなと思ったのですが30分経過しても出社する気配も連絡が入る気配もないのでその従業員に電話。

ところが電話が着信拒否。

退職代行業者から電話連絡で一方的に退職を通告

嫌な予感がするなと思っていたら退職代行や名乗る業者から連絡が。

一方的な退職の通告

簡単に説明するとその従業員が退職したいとのこと。

更に出社もしたくないし、連絡も取りたくないとのこと。

即日退職でロッカーや机にある備品は捨てて欲しいとのこと。

退職届は郵送することなどが伝えられました。

本人と連絡が取れないので受け入れる

担当の副部長からどうしましょうか?と相談されたのですが、直接本人とも話せないのであれば出社拒否して退職を希望している理由も聞けないし、出社して仕事をしてくれないのであれば即日退職してもらってもなんら支障がないので即日退職を受けるしかない。

と即日退職を受けいれる許可を出しました。

その後は退職の手続きですがさすがプロの退職代行。

翌日には手続き完了

翌日には本人が署名した退職届と会社の鍵、保険証などをまとめて郵送してきました。

これで手続きは終了。

従業員の退職理由を知って問題点を改善したい

退職した理由を知りたいが本人とは連絡できない

なのですがやはり退職した理由は知りたい。

我が社に問題があるのであればそれを知って改善しないと何度でも同じ事が起こる。

でも、直接の連絡は拒否。

紹介業者に退職理由の確認を依頼

そういえばこの従業員紹介業者からの入社だったな。

紹介業者からなら連絡が取れるはず。

紹介業者に頼んでみよう。

と言うことで紹介業者の担当者に頼んだら快く聞いてくれる事になりました。

先輩社員からの威圧的な態度が原因

そして、紹介業者からの回答は厳しい先輩がいて、動きが遅いだの、もっと早く正確に仕事をしろだなど威圧的に指示される事が苦痛だったとのこと。

私が知る限りこの厳しい先輩のせいで退職した人は何人かいます。

威圧的な先輩社員に退職してもらう

なので、退職代行を使ってモラルの無い即日退職をするような従業員にも問題があるとは思いますが、我が社の体制にも問題があるからこう言う問題が起きると言うこと。

よってこの厳しい先輩には新しい従業員が採用できたら退職してもらうことにしました。

職場の問題を取り除かないとこのような退職は続くので心を鬼にして対処しなければなりません。