水利組合の組合長や役員にいろいろな事を同意してもらうにあたってお金の話が出て来ます。
進入路の道路から水路をまたいで床板を掛ける場合も1m当たり何円という計算方式でお金を請求してきます。
合併浄化槽を設置しようものなら何人槽かによって設置費を請求されます。
(大きければ数百万円や数千万円単位です。)
水利組合によって料金が大幅に変わってぼったくり価格と思うことも
浄化槽からの排水については、何人槽かによって、毎月何円というように汚水の放流料を請求されます。
そして各水利組合によってこの料金が大幅に変わってきます。
ですので、そんな高いお金が支払えるか???
なんで、そんなに高いの???
ぼったくり価格でふっかけてきていない????
といいたくなる気持ちも分かるのですが、私から言わせてもらえば、お金で水利組合の組合長や役員に同意してもらえればラッキーです。
水利組合長や役員の同意はお金で買えるのであればOK
水利組合長や役員が一旦ダメだといったら、いくらお金を積もうが同意してくれません。
もし、水利組合から提示された料金が高すぎると組合長や役員に訴えて、それが通ればいいのですが、大抵の場合そんなことを言うのなら他の水路に流させてもらいなさいと言われて終わりです。
(人事部長の私も若かりし頃は、水利組合の組合長にその条件を拒否したらどうなるのですか?とストレートに聞いたことがあります。
その回答は、それなら流させない事になるだけだと言われました。)
そしてそのことが原因で、水利組合の組合長や役員の感情を逆なでして、もうどんなにお金を積んでも認めてやらない!!!
と意地を張られたら、あとですみませんでした、やっぱりお金を払います。
と言っても許してくれないケースがあります。
公私混同や難癖をつけてくる場合は弁護士を使って法的に訴える
そうなると工事が滞り、どうしようもなくなります。
実際に水利組合を敵に回して、建物を建てられずに事業がとん挫したケースもありますので、水利組合長や役員が同意に当たって少々のお金を要求してきても、それに反抗せずにお金で済んだならラッキーと思う事が大切です。
ただ、支払ったお金は水利組合の組合長や役員の飲み食いや研修と称した慰安旅行に費やされる事もあるので腹立たしいことでありますが。
(まともな水利組合であれば水路の維持管理の費用や実際に働いた分の報酬等、水利組合の本来やらなければならない仕事に関する費用として使われていますので、その点は勘違いしないでください。)
世の中理不尽なことばかりですね。
ただ、この水利組合長や役員がお金で同意してくれたらOKと書きましたが、これにも限度があります。
購入した土地を農道に対して自分の親族の土地の価値を上げるためだけに3m下がってその分の土地を舗装したうえで提供しろとか、購入時に建っていた建物が敷地ぎりぎりまであり、その建物を壊して道路から1m下げて新しい建物を建てるのに圧迫感があるからもっと下がれとか。
公私混同や現状より良くなっているにも関わらず、難癖をつけてくるような場合は、ハッキリ言って横暴ですし、法的に戦っても勝てるので、お金で泣き寝入りして解決せずに、弁護士などを利用して法的に訴えて、悪を根絶しましょう。
弁護士などを利用して訴えて水利組合長や役員との問題を解決する方法はまた別のページで紹介します。