最後通告トラブルや迷惑行動が激しい課長の人柄に変化が

私が直接管轄しないグループ会社の課長が、トラブルや迷惑行動が激しく、従業員や社員の多くが萎縮してしまい手に終えないと言う事態になったので、私が管轄する部署に転勤させることにしました。

その時のエピソードはこのブログで紹介した通りで、この課長を私の部屋に呼んで、別部署の部長や副人事部長に証人になってもらい、もし、万が一、トラブルや迷惑行動で同僚に迷惑をかけた場合は、役職なしで職種変更か退職勧告等の厳しい処分を下すと最後通告しました。

トラブルや迷惑行動が激しい課長に退職前の最後通告

このトラブルや迷惑行動が激しい課長からもあれやこれやと言い分が出ましたが、これまで4つの部署やグループ会社に異動や転勤した本当の理由を伝えて、

(この課長の迷惑行動が原因だという旨)

もう、他に行かせるとろこがない。

だから、わが社に今の待遇のまま残って定年を迎えたいのであれば、心を入れ換えて仕事をするしかない。

もし、それができて、みんなと仲良く協力して仕事が出来るのであれば、そのままの待遇を守るし、逆に私が見ているところだけでなく、別部署の部長や副人事部長等の私が信頼している人からあなたが迷惑行為をしていると言うことを耳にしたら即刻処分する。

そう伝えながらも、人間の根本的な性格を変えるのはほぼ無理だから、いずれ私が最後通告することになるんだろうなと思っていました。

ところが、あれから約２ヶ月が過ぎましたが、そのトラブルや迷惑行動が激しかった課長のクレームや苦情めいた報告が一切上がって来ません。

そして、人事部長室から出て総務課で仕事をしているときに何度か見かけたこの課長の行動を見る限り、全然違う人のような振る舞いでした。

横柄で威圧的だった態度が、かなり年下の従業員にたいしても敬語で、しかも優しい声のトーン。

トラブルや迷惑行為で上司（この課長の上司もことごとく手を焼いていました。）や同僚や部下に迷惑をかけまくっていた課長の面影は一切なくなってしまいました。

この課長も、私がこれまでに社内のトラブルや迷惑行動が激しい暴力行為のあったプログラマーや、まったく仕事が出ない無責任な所属長や、気に入らない事があったときに同僚を恫喝して挙げ句の果てに飲み会で人事部長である私に表に出ろと喧嘩を売ってきた

(私は空手道場の監督をしていて現役で大会に出れるぐらいの組手もするのでほとんどのケースでビビる事がありません。

かなり年上の方でしたが、私に表にでろと言っていってきたので、私もいつもの丁寧な言葉使いはやめて、おお出てやるわと私の方が先に出て行きました。

そして、なかなか出てこなかったので、戻ってきたらすみませんでしたと謝ってくるので、お前が出ろと行ったから出て行ったんやろが。

はよ出てこいと。

逆に挑発したりしたのですが、結局副人事部長や課長に止められて、この従業員は帰宅。

私は残って皆と飲んで、このあとは楽しく盛り上がり帰りました。

たらい回しになって、私の部署に来て、配属される時に他部署で起こしていたようなトラブルを私の部下として起こしたら即刻退職してもらう！！！

と通告していた私にまで喧嘩を売って来たので、「約束破ったので退職する」と男らしく言うのかなと思ったら、次の日にこの謝罪してきたので、情けない卑怯な奴やなと思いながらも、その喧嘩や恫喝をして相手を威嚇する従業員を退職させました。)

多くの問題従業員を全員辞めさせて来たのを知っているので、やめさせられたくない一心で生まれ変わったのかもしれません。

私は会社にとって不利益だと判断した従業員や社員を絶対にやめさせますし、その自信があります。

しかしそういう自信はありますが、私としても、むやみやたら従業員を辞めさせるようなかわいそうな事をしたくないので、この課長には心を入れ替えて仕事をしていただき、出来ればこのまま平和に定年をむかえてもらいたいものだと考えています。