情報漏洩に発展する可能性のミスを隠さず報告して対応

もしかしたら大きな問題に発展するかもしれないミスをしてしまいました。

詳細は伏せますが、従業員に名前や電話番号やメールアドレスの提供を依頼し、メールでの報告を指示したのですが、こともあろうか送信を受けるメールアドレスに誤りがありました。

その周知文を会社内のランに掲示して早々にミスに気がついたので、すぐさま修正したのですが、その修正が間に合わずに、間違ったメールアドレスに、個人情報を送信した従業員がいることが判明しました。

そして、その一人が、相手のメールアドレスがなかったら送信不能で返ってくるはずだが返ってこなかった。

大きな問題に発展するかもしれない情報漏洩に関するミスを

これは個人情報の漏洩だからえらいことだ!!!

と言っていると、人伝に耳にしました。

正直な話、その時はたかだか携帯電話番号とメールアドレスが知らない人に届いたからといって、何らかのデメリットがあるものなのか?

いろいろな手続きで、携帯番号やメールアドレスを記載しているはずなので、それが他人にばれたからってどうってことないのでは?

という疑問はありましたが、ただ、運悪く相手が個人情報を手にして、わが社や従業員に何らかのデメリットを与えることが出来る会社等であれば大問題だと思い、真剣に対応することにしました。

まず、本当にメールが送れるのかどうか自分の携帯電話からテスト送信すると、やはりアドレスなしで返信が返ってこなので、私が間違って周知したメールアドレスが存在することは間違いない!!!

間違ったメールアドレスに従業員の個人情報を送るように周知を

と言うことが判明したので、不満を口にしていた従業員にはこの現状を説明して謝罪し、相手からの何らかのアクションがあればこちらで対応するので伝えて欲しい。

と依頼しました。そして相手には、わが社のメールアドレスから人事部長の私の名前で、私のミスで従業員がそちらに関係のないメールを送ってくると思うので、大変申し訳ありません。

というようなメールを送り、相手の出方を待つことにしました。

更にインターネットに強い取引業者に、誤ったメールアドレスがわが社が以前に作って放置しているものか(わが社にぴったりのメールアドレスでしたので)、それとも、他の会社が利用しているものか、調べられないか相談しました。

最後は、経営者に報告して、恐らくよほどのことがない限り大きな問題にはならないと思うが、私がミスをして、これまでにブログで紹介したような対応をした。

情報漏えいに発展する可能性のミスを隠さず報告して対応する

すみませんでした。

と報告し、とりあえず従業員の内、誰と誰が誤ったメールアドレスに個人情報を送ったか把握をしておくように指示を受けました。

早速指示通り対応する予定ですが、大きな問題に発展する可能性があるミスは、隠さずに速やかに上司に報告することが必要だと思いますし、そうすることによって、速やかな対応が出来、小さな問題の内に解決できる可能性も高くなるのではないかと思います。

自分のミスを肯定するような考えも書いてしまいましたが、ミスった私が言うのはなんですが、失敗をした時に正直に報告できる人のほうが信頼されるのではないでしょうか?