先日、私が管轄する一つの部署で親睦会がありました。
そこで楽しく過ごし部下である課長が私を家に送り届けてくれたのですが、その時に課長から実は部下である係長が生活が苦しいのでアルバイトをしてもいいですか?
生活費が足りない従業員の事を真剣に考える
と聞いてきた。
就業規則上ダメであることは伝えたがどうにもなりませんよね?
と質問されました。
それに対して、そういえば関連会社で送迎をする人手が足りていない。
関連会社で送迎をする人手が足りていない
誰か安心して任せる人が欲しいとその関連会社の社長が言っていたことを思い出したので、ちょっと対応するわと伝えました。
そして、翌日その関連会社の社長に事情を説明して、私が管轄する部署の係長に時間外で送迎をやってもらうことによって、係長は給与が増えて、生活が安定する。
関連会社の社長は安心できる人に送迎を任せられる。
お互いにメリットがでると思う。
どうですか?
と聞くと本音はその係長に送迎をやってほしかった。
ただ、係長なので声をかけてはいけないと思い込んでいた。
ぜひお願いします。
従業員が安定した生活を送れるように考える事も大事な仕事
との回答でしたので、早速経営者と話をして決済をいただきました。
生活費が足りないから、退職となるとわが社としても大きな損失です。
何とか、工夫して、従業員が安定した生活を送れるように考える事も人事部長の大事な仕事です。