課長職への昇格の条件として出来ない部下を注意し退職勧告も

先日、副部長から部下の係長の給与を増やしたいから課長に昇格させてほしいとの訴えに対して管理能力がないから認められないと回答したとこのブログで紹介しました。

最近入社した従業員が全然仕事が出来ないとの相談が

その話はそこで終わっていたのですが、その副部長から最近入社した従業員が全然仕事が出来ない。

本当に困っているのでどうしようかと相談に来ました。

その件に関しては実は私も気になっていて、その従業員が私宛の書類をまとめて持ってくるのですが、毎回段取りが悪くて、正直全然仕事が出来ないのではないかと疑っていました。

なので、やっぱりという感じです。

まだ、入社して1ヶ月ですが、このまま教育を続けても時間の無駄ではないでしょうか?

と伝えると副部長もそう思うと言うので、じゃあ、辞めてもらう段取りをしましょう。

仕事が出来ない部下を注意し退職勧告を

辞めてもらう方法はいつもの通りで、出来ていない部分を何度か注意して、改善しないからこの仕事は向いていない。

就業規則にのっとって職種変更します。

新しい職種は倉庫管理です。

倉庫管理の仕事になったら給与体系も変わり、給与が毎月五万円ぐらい少なくなる。

それでいいのなら職種変更して雇用を継続するという感じていきましょう。

おそらく、そういえば不本意な人事として自分から退職してくれるはずです。

それで、いつもこのような降格や退職勧告にあたるような仕事は副部長がやっているが、今回は係長と一緒にやらせてほしい。

課長職に昇格させるためには、仕事が出来ない部下を注意して、場合によっては降格させたり、退職勧告させることが必須条件です。

課長職への昇格の条件としての退職勧告をクリアー

なので、その経験を積ませてほしいと副部長に依頼しました。

早速、副部長が係長に仕事が出来ない部下を注意して、改善が見られない場合は降格させる仕事を一緒にする旨を伝えたら、その係長かなり嫌がっていたようです。

やはり、その係長に管理の仕事は難しいかと思っていたのですが、しかし、やらなければならない仕事と観念したのか、きっちり仕事が出来ない部下を注意して、降格処分を伝えて、自主退職させたようです。

今回の課題をクリアーできたので人事部長の立場からこの係長を課長に昇格させれるか真剣に考えます。