先日、従業員を対象にした団体旅行をしました。
行き先は海外旅行だったのですが、旅行会社のミスでその海外旅行に参加できなかった従業員がいました。
旅行会社のミスでその海外旅行に参加できない
その従業員は外国人だったのですが、1ヶ月以上前に旅行会社にパスポートと旅行の申込書を渡していたのに海外旅行に行く10日前になって、あなたは日本人じゃないからビザがいることと日本人の場合はパスポートの残存期間が3ヶ月あればいいのですが、その国の人は6ヶ月パスポートの残存期間がいると言うこと。
その外国人のパスポートの残存期間は四ヶ月しかなかったので、今からでは間に合わないと言うことを私に報告してくるので、なんでそういうことになったんですか?
海外旅行の1ヶ月以上前からパスポートのコピー渡していたでしょう。
旅行会社の責任で少なくともパスポートの残存期間が問題ないか、パスポートの更新が間に合う期間に確認しなければならなかったはずです。
その確認を怠ったのはお宅のミスですから、きっちり、本人に謝罪してください。
私に謝っても意味がないと伝えました。
私としては本人さえ謝罪を受けて納得してくれたらなんの問題もないと思っていたのですが、翌日また旅行会社から東京の大使館に手続きに行ったら間に合いそうです。
旅行会社から東京の大使館に手続きに行ったら間に合いそうだと
外国人の人の仕事を休ませて手続きに行かせることが出来るか聞かれたので、本人が行くのであれば良いが、有給休暇が今のところないので、欠勤になる。
それでも本人が行くのであればということとあと旅費は旅行会社から支給されるのですか?
と聞くともちろんですとの事でした。
あとは本人次第と思っていたら本人も手続きに行きたいと言うことでしたので、行ってもらいました。
これでひと安心と思っていたら、また、数日後に旅行会社の人から結局間に合わなかったとの報告がありました。
これには私も少し怒り、外国人の人は手続きが間に合うと聞いたからわざわざ仕事を欠勤して東京まで行ったのに、時間や労力も無駄だったし、給与や賞与も欠勤よって損をすることになる。
こっちに謝罪してもらっても意味がないから、本人が納得できるように金銭的な補償をしてくださいと依頼しました。
するとそれに対しては理解してくれたようで、後日、封筒に包まれたお金を持って会社に来てくれました。
余分にお金と時間を使わされた従業員の補償を交渉すると
私としてもいくら補償してくれたのか知っておく必要があったので確認すると三万円だとの事。
それだけあれば欠勤による給与や賞与の減額と手間などに対する金銭的な補償としては納得できる金額です。
早速その外国人を呼び出して、旅行会社の謝罪してもらいました。
そして、封筒に包まれたお金をみたら、受け取りを拒否したので、いやいやこれは旅行会社の謝罪の気持ちやから受け取ってと私がいうとものすごく恐縮してお金を受け取っていました。
あの様子なら不満もほぼ解消できたと思ったので、旅行会社の人にも誠意ある対応ありがとうございましたとお礼を言ってこの件は水に流しました。