注意は100%の確実性が必要 詰めの甘さで親が怒鳴りこんでくる

先日、私の管轄外の部署である従業員がお客様に体が当たったのに謝罪せずに通り過ぎて行った。

なので、お客様がその従業員を睨み付けていた。

従業員がお客様に体が当たったのに謝罪しなかった

それを見たその部署の係長がお客様にぶつかって謝罪なくそのままにするなんてあり得ない。

謝るようにと注意したようです。

ここまでは普通の話なのですが、ここからが普通ではありませんでした。

なんとその従業員、お客様に体が当たったことを認めずに謝罪することを拒否したのです。

そして、翌日その親であるお父さんが怒鳴りこんで来て、こんな会社辞めさせる。

ただ、息子はやっていないと言っているのだから名誉のために注意の取り消しとその係長から直接の謝罪を要求する。

お父さんが怒鳴りこんで来て直接の謝罪を求める

との事。

もし、しないのなら今後の対応を考えてしかるべき措置を取るとの事でした。

当然、その係長もお客様にぶつかった場面を見て注意しているのでしょうから、何を訳のわからないことをいっているんだ。

典型的なクレーマーやなと思っていたのですが、どうもそういうことではなかったようです。

よくよく話を聞くと実際にお客様にぶつかった場面は見ていないとの事でした。

状況的に見て、ぶつかっていると思ったから注意したようです。

これにはまじかと思いました。

ということは100%の自信を持って対抗できないわけです。

その従業員は評判も悪くて素行も良くないので今回ようなことは正直やりそうなのですが、でも冤罪の可能性もあります。

社長が判断するのかなと思っていたら、今さら認められんやろ。

だから、注意は正当で謝罪できないとその係長から伝えることになりました。

従業員への注意は100%の確実性が必要

結局、相手も納得できないので、また改めて来ると言うこととなったとその管轄部長から報告があり、万が一の時は助けてくださいとお願いされたので、その時はやるしかないなとは思いましたが、こちらにも不手際があるので解決困難な案件になりそうな気がします。

やはり、注意するときは100%の確実性が必要で推測で注意して謝罪を求めるなんていい加減な仕事はトラブルの元です。

だから、詰めの甘さで親が怒鳴りこんでくるので、もしもの時はその被害者と思われているお客様にも確認して、ぶつかっているのであれば毅然とした対応を。

もし、勘違いであれば誠実に謝罪が必要ではないかと考えています。

勘違いであればその犯人として扱われている従業員にはひどいことをしていることになるのでもしかしたら賠償金を請求されるかも知れませんが、これは自業自得なので致し方ないことです。