先日のブログで建物の老朽化を理由に立ち退きを要求された件については、当社も弁護士をたてて協議した結果、立ち退き料をもらい金銭的に納得した形で退去することが出来るようになりました。
これで一件落着と思いきやわが社が依頼した弁護士が頼りないので、このまますんなり解決となるか少々心配があります。
弁護士が頼りないのですんなり解決となるか少々心配が
今回は人事部長である私が心配を感じるエピソードの一つを紹介します。
新しいオーナーとも金銭的に妥結したので、新たな物件で営業開始できるように工事をはじめてその工事の終了が1月となったので、現在入居しているビルは1月に解約することになりました。
そして、引っ越しとなるのですが、引っ越しにあたって破損や老朽化して使えない備品は買い換えることになります。
そうなると破損している備品は廃棄が必要になるのですが、廃棄する場合、産廃業者に廃棄料を支払わなければなりません。
経費削減のためにこのお金を使わない方法はないか考えました。
そして、よくよく考えると今回の立ち退きは解体が目的なので、弁護士を通じで現状回復なしと合意しました。
建物解体なのでいらない備品はそのままで大丈夫と確認したのに
なので、造作物はそのままで退去するので、いらない机などの備品もそのままで良いのではないかと考えました。
早速弁護士に確認したら残っている当社が残した造作物等は所有権を放棄すると言う条文を入れているのでそのままいらない備品を残して退去して大丈夫と回答を得ました。
よし、これで産廃の廃棄料が節約できたと思ったのですが、それから一ヶ月以上経過した引っ越しまで5日となった日に弁護士から電話があり、備品は撤去してもらわないと退去したことにならない可能性があるから、全て廃棄するように言われました。
何をいってるんや、こいつはと本気で思いました。
こっちが事前に確認したときにはそのまま不要な備品を残して大丈夫と言っていたのに。
腹が立つし、今からなんて間に合わない可能性もあるので、なんで間際になって方針変更するんだ。
事前に確認したときには確認してオッケー出してたやろ。
今頃そんなこと言われたって業者の段取りが出来ないかもしれない。
退去の日を変更したり出来るのか?
立ち退きで間際に指示をコロコロ変える弱腰弁護士を厳しく叱る
と確認したら、変更できないと言うので、それやったらこっちも無理やと伝えました。
その交渉のなかで備品が残っていたら退去したと認められない可能性があると言われたので、いやいや、半分以上の備品は持っていくし、書類関係は全て持っていくのでどう見たって退去しているやろ。
と伝えて、それがわかる資料をファックスで送るとそれ以上は何もいってきませんでした。
先方と退去の確認があるのですが、こんな弱腰の弁護士では本当に心配です。
相手の言い分を論破するぐらいの弁護士でないと安心して仕事が任せられないと実感しました。
退去の確認の当日はこの頼りない弱腰の弁護士が当てにならない可能性があるので私が頑張らないといけない可能性があります。