油断大敵 少しの気遣いのなさで大口の忘年会を他社に取られてしまう

わが社には現在700人以上の従業員がいるのですが、一年に一度希望する全従業員を集めて、忘年会をします。

会費は全額会社持ちなので、だいたい500人ぐらいの従業員が参加します。

わが社の忘年会は約500人の従業員が参加

壇上から会場を眺める風景は、よくぞこんなに集まったものだと感じるぐらい爽快です。

ただ、参加する人数が多いので、会場は普通のホテルや結婚式場では入りきらず、わが社がある市で唯一500人を一同に収容できるホテルがあるのみです。

(そのホテルも全ての仕切りを取り払って会場を作っているので、600人を超えると引き受けられないと言われています。)

なので、わが社の忘年会をするためにはそのホテルを押さえないと出来ないので、毎年、忘年会が終わったときに翌年の会場を押さえていました。

ところがです、今年も忘年会が終わったので、例年通り会場を押さえようとしたら、来年12月の金曜日はすでに3日別の会社に押さえられていて残る一日しか押さえられないと言うのです。

しかも、わが社みたいに大規模な忘年会でなく、100人程度の忘年会が入っているので、会場をすべて使わないにも関わらずです。

一番大きい忘年会を開催しているにも関わらず優先しないなんて

このホテルで一番大きい忘年会をわが社が開催しているにも関わらず、わが社を優先しないなんてちょっと気遣いが無さすぎないかと思いました。

わが社は毎年このホテルでやっているから金曜日の予定が合わなかったら別の曜日でやるだろう。

そう思っているのであれば考えが甘いです。

油断大敵と言う言葉がこのケースにはよく当てはまります。

来年、そのホテルがわが社に空けている金曜日にわが社の社長が外せない忘年会が入っているのです。

社長からするといつも一番に優先してくれるのに今年に限って何でだ?

そう怒るのは無理ありません。

それだったら他の市町村のホテルや結婚式場で忘年会をやる。

そうなるのが自然の流れです。

油断大敵 少しの気遣いのなさで他社に取られてしまう

当然のようにその指示が私に下されました。

これまでこのホテルで忘年会をすることで1人7000円×500人で350万円ものお金を毎年使ってきました。

その感謝の気持ちを忘れてわが社をないがしろにしたので、致し方ない事です。

油断大敵。

少しの気遣いのなさで大口の忘年会を他社に取られてしまう、相手からしたら笑えない悲惨な結果になるので、大切なお客様に対しては最大限の配慮が必要だなと実感しました。

結局、いろいろ探していたらこのホテルの支配人から電話があり、小口の予約を座敷にしてもらって会場を空けたので使ってくださいとお願いされました。

なので、今回社長から他のホテルを探すように指示が出ているので、今後同じことをした場合は、忘年会を他社に依頼することになるから、その覚悟を持って判断するように指示しました。