建物の貯水槽の目隠しが経年劣化 修繕担当に意見を聞くがいい加減な回答を叱る

先日、ある建築会社にわが社の建物の点検をしてもらいました。

その点検については若干の修繕が必要な箇所があったのですが、大きな問題はありませんでした。

それと今回の点検事項ではありませんでしたが、もう一点、早めに修繕した方がよいと言われたところがありました。

建物の貯水槽の目隠しが経年劣化で修繕が必要に

それは建物の屋上にある貯水槽の目隠しについてです。

今回の点検の関係で屋上に登ったときに、たまたま見つけたそうなのですが、経年劣化で目隠しのパネルの一部が落ちているのです。

更にまだ落ちていない目隠しのパネルが、ぐらぐらしていて台風などの強い風が吹いたときに飛んでいきそうな状況だそうです。

それは危険です。

最近、異常な風雨で大規模な災害が発生することが多くなっていますので、万が一飛んでいって近隣の住宅に激突したり、通行者に当たったら大変な事故になります。

こういう危険事項を先伸ばしするとリスクが高まるので、早速、修繕を検討することになりした。

そして、私はこれは社長に決済してもらう事項になるが、社長が見た目を気にしないで費用が安い方が良いのであれば、経年劣化したパネルを外して廃棄してもらえばいいですし、貯水槽なんて隠した方が良いのであれば、パネルをはずしたあと新しいパネルを設置してもらえばいいのです。

見積書などを見せて、その二者選択をしてもらうことができます。

修繕担当に意見を聞くが間違っているのではないかと疑う

そういう考えもあり、修繕担当者にあのパネルって無くても問題ないよねと聞くといやいやあのパネルの目隠しがないと貯水槽の劣化が早くなるから新しいパネルを設置しないといけないというのです。

いやいや、本当に?

だってむき出しの貯水槽もよく見かけるけどと思ったのですが、間違いないと自信満々です。

なので、その点については私は分からないので、一旦、了解して、建築会社に再度確認しました。

すると私が思った通り、その貯水槽の目隠しは経年劣化を防ぐものではなく、単純に目隠しとしてのもののようでした。

そりゃそうやろと思いながら、でも、私が修繕担当者の意見を信じていたら、社長には貯水槽の目隠しのパネルが経年劣化で危険な状況である。

判断を間違うので修繕担当のいい加減な回答を叱る

なので、パネルを取り替えて新たに付け替える必要があると伝えることになり、選択肢がなくなり、もしかしたら、見た目は気にしないからパネルだけを取り外してと言う選択がなくなり、そのぶん余分に費用を支払うことになるのです。

社長に正確な情報を提供して最善の選択をしてもらうのが従業員の役目です。

なので、その役目が果たせていない修繕担当を叱って注意することに。

小さな事ですが、こういう教育をしていくことで部下が成長していくので、分からないことは分からないと言って。

適当なことを自信満々に言われたら、こちらも、それを信じて判断してしまう。

そうなるとベストな判断が出来なくなるから、自信がないことや知らないことは分からないと言ってと伝えました。