従業員の窃盗の犯罪行為が社長に伝わらない原因究明と管理職の処罰の為に調査

先日、わが社で窃盗事件が発覚しました。

何が盗まれたかと言うとなんとパイプイスです。

窃盗事件が発覚

ある部署の椅子が盗まれてしまったのです。

私もこの話を聞いたときにまさかと思いましたが、調査の結果盗まれていたことが発覚しました。

そのエピソードは別のブログで紹介した通りなのですが、このあと社長から私に今回の一連の騒動について、これだけ社長まで報告が遅く対応が後手にまわった原因を究明し、原因となった従業員を処罰できるように対応するように指示がありました。

私としては別部署の案件なので、所属部長がしたら良いことなのではないかなと思ったのですが、社長いわくこの管轄部長も同罪の可能性があると言うことで、そういうことであれば私が対応するしかないなと納得しました。

従業員の窃盗の犯罪行為が社長に伝わらない事の原因究明と調査

やるからにはすぐやるのが私の良いところです。

早速、関係者を順番に人事部長室に呼んで聞き取り調査を始めます。

すると段々全貌が明らかになってきて、少なくとも所属部長としてはやるべき仕事をきっちりしている事が分かりました。

この従業員がパイプ椅子を盗んでいるかもしれない情報をつかんで一週間以内にこの窃盗事件の犯人を捕まえているのですから。

問題なのはパイプ椅子を盗んだ従業員が誰かまで部下から訴えがありながら、2ヶ月も所属部長や社長に報告もせずに放置していた課長と係長です。

二人から聞き取りした現実を知り、この人たちは管理職としての仕事を一切していないことに気がつきました。

課長と係長の管理職に問題があり処罰が必要と判断

まず、課長は係長に完全にこの件を依頼しているので知りませんとの回答でした。

いやいや、知りませんですまないのが課長職です。

少なくともこういう窃盗などの犯罪行為に対する訴えがあったことを所属部長や社長に報告して対処方法を協議する責任があります。

その職務を完全に放棄しているので、完全に所属長失格です。

そして、係長にも大きな問題がありました。

その窃盗事件を自ら担当すると申し出たにもかかわらす、2ヶ月間報告も調査もせずに放置していたのです。

しかも、所属部長からパイプイスなくなっているやろと指摘された以降の対応も問題があり、パイプイスが出てきたら社長に報告せんとってと頼んできたり、犯人が見つかったときも犯人をかばおうとしたので、もしかしたらその窃盗がその従業員によって行われていた事実を知っていた可能性があります。

そうなるとこの窃盗事件の犯人と同罪と考えられてもおかしくありません。

私が調査した結果、対象となった部署の管理職による隠蔽体質があることがはっきりしたのでまずはこの原因を取り除かないとこの部署が生まれ変われないと言うのは明らかです。