部下を褒める技術の向上や高め方や上達の近道はとにかく部下を褒めることに尽きます。
なんでもそうですが、やろうと努力し継続することによって成長します。
褒める場所を見つける方法のカテゴリーで学んだとおり、部下のいいところを探そうと集中して探す事が身につくと、案外簡単に部下の褒める場所を見つけることが出来る様になります。
褒める場所がわかるようになってきたら、とにかく気がついた時にすぐに褒めます。
実際に口に出して部下を褒めてみると、気の利いた言葉も思い浮かびませんし、部下が褒めて欲しいと思っていない見当違いの場所を褒めたりして、あー失敗したなとか。
誰だってやり始めから上手にできません
もっとうまく言えなかったのか?と自己嫌悪に陥ることもあります。
しかし、落ち込む必要はありません。
私は初めのうちはそれでいいと思います。
誰だってやり始めからうまくできません。
上手に出来なくて当たり前なのです。
ただ、この時に結局褒めたけども、適切な言葉が出せずに気まずい思いをした。
だから、恥ずかしいからもうしませんでは上達しません。
これでは全くダメです。
あー失敗した。
こう言ったのが失敗だったな。
次はこの言葉を使ったみようとか。
褒める場所が悪かったから、次は個別に呼んで褒めようとか。
褒めるタイミングをもっと早くするべきだったとか。
部下を褒める技術の向上や高め方や上達方法は続ける事
どんどん反省して、改善点を考えて修正し、また褒める。
この作業を繰り返していく事によって、部下を褒める技術が劇的に高まり上達します。
悩み考え改めて褒める。
この作業の繰り返しで、部下を褒めて伸ばし戦力に育てて成長させることが出来るなんて、非常に簡単なことですよね。
結局、部下を褒めたら褒めただけ褒める技術が向上し上達するのです。
ただ、この単純作業でも続けれる人が少ないので、正直な話、正しく部下を褒めることができない人が多いです。
はっきり言ってこんな簡単な事なのでやろうと思ったら誰でもできます。
挨拶するのと同じ感覚で部下を褒めることが出来るように
5年ぐらい前まで全く部下を褒めることができなかった私も、部下を褒める事の大切さに気がついて、挨拶するのと同じ感覚で部下を褒めることが出来るようになりました。
だから皆さんも勇気を持って、一歩踏み出して、やってみましょう。
はじめは難しいかもしれませんので、頭で考えてその場で褒めて終わりではなく、部下に伝えたあと、もう一度、今回のケースはどう褒めればよかったか、それでよかったか考えてみましょう。
そして、その時に文章に書き出して検証してみましょう。
その文章を見直し、もっと適切な言葉がないかインターネットで調べたり、もっといい褒め言葉がないか考えたり、もっとモチベーションを上げれる動機付けはないか考えたりすることによってどんどん褒める技術が高まり上達していきます。
褒める技術の向上や上達に近道はありませんが、やればやるだけ上達するのでどんどん部下を褒めていきましょう。