部下のことを真剣に観察して褒める場所が見つかるようになってくると、褒める場所以外のこともよく見えるようになってきます。
やってはいけないことをしていたり、無駄なことをしていたり、サボっていたり手を抜いていたり。
周りに悪影響を与えたり等々。
上司や管理職は部下を怒る叱る注意指導する事も必要
部下に対する注意や指導が必要なケースに気がつくことが多くなります。
そして、その部下の怠慢や過ちに適切に怒ることや叱ることも重要な上司や管理職の仕事になります。
褒めることは部下にとって嬉しいことですので、やる気になればそんなに難しいことではありませんが、上司や管理職が部下を注意し、指導し、叱ることは部下にとって嫌なことですし、上司や管理職も部下に嫌なことをやって嫌われたくないので、見て見ぬふりをしたい。
出来るだけ避けたいと思いがちです。
実際に私が見てきた限りそういう上司や管理職が多いです。
褒めるだけでなく怒る叱る注意指導しよう
ただ、上司や管理職が部下を適切に怒り叱り注意や指導をしないと、サボっても問題ないんだ!!!
という空気が部下の中で生まれて、職場や会社のモラルが低下して、ルールが守られない、業績が上げられない。
そういうやる気やモラルが低い部下が増えて、職場や会社の業績や成果が低下します。
そうなると職場の上司や管理職であるあなたの評価は地に落ちていしまいます。
ですので、嫌なことではありますが、適正に部下を怒り叱り注意指導することが、上司や管理職にとって重要な仕事になります。
部下を注意指導するときにやらなければどうなるか!!!
どのように処遇や待遇が変わるかという事実を突きつけ、やらなければならない動機付け(やらないと部下である自分が損をするという動機付け)をすることによって効果が高くなります。
多くの人間が管理されないと必要以上に働かない
褒めることも大切ですが、それだけでは、真面目に仕事が出来ない部下がいます。
なぜ、会社に管理職や上司という職位を作るのかというと多くの人間が管理されないと必要以上に働かないからです。
一部のやる気や能力の高い人間は除いてですが。
よって、上司や管理職をしている方は、自分がまかされた部下や部署の業績を伸ばすために、褒めるだけでなく、怒る叱る注意指導する意識も必要です。
この人事セイバーのこのカテゴリーでは部下を褒めたりし注意指導することによって、仕事ができる人材に育てる方法を詳しく紹介していますので、そちらもよんでいただければ幸いです。