「水利組合長と円満に農地転用許可や開発許可の手続きをする方法」の記事一覧

下水道がある地域は問題ないので読み飛ばしてください。

下水道が無い地域では、マイホームや会社からの汚水は、浄化槽で一旦処理をした後、水路に排水する事になります。

その為に、下水道が無い地域で、マイホームや会社等の建物を建設する時には、水利組合や土地改良区の同意が必要になります。

まず農地を購入する場合、農地転用の許可が必要になるのですが、水利組合長や土地改良区長の同意が必要になります。

更に建物を建てる為に開発行為許可の申請が必要になるのですが、その添付資料として、公共施設管理者同意申請書が必要になります。

そして、この公共施設管理者同意申請書に、水利組合の組合長や役員、土地改良区の区長の同意が得られないと、自分の土地にも関わらず建物を建てることが出来ません。

水利組合長の同意が得られないと工事が白紙に

実際に水利組合の組合長や役員と交渉がまとまらずにトラブルに発展し、何年も工事が遅れたり、最悪工事が白紙になったというケースも見受けられます。

私が勤める会社の近隣にある店舗も、巨大複合施設を建てようとして交渉したのですが、水利組合長の同意が得られず、計画が頓挫してしまいました。

そうなってしまうと、裁判で長い期間争っていかなければいけないので、時間と労力とお金が必要になってしまいます。

当然、工事も進められません。

できれば穏便にスムーズに手続きを進めたい。

ほとんどの会社経営者や担当者はそう思っているはずです。

水利組合と円満に農地転用許可や開発工事の手続きが出来る方法

ですので、人事部長の業務の一環で新規施設等の建築の業務を担当している私が、今までの経験した失敗体験や成功体験等をベースに、水利組合長や役員とトラブルなく友好に同意を得る方法について、紹介していきます。
私も人事部長に昇格して、法人の新規施設の担当者になるまで、全く水利組合長や役員対応に関するノウハウがなく、非常に苦労した経験があります。

その苦労を乗り越えて、今では思い通りに同意が得られるようになります。

よって、ノウハウややり方さえ間違わなければ、水利組合長や役員と友好な関係が築けて、建物の建設工事がスムーズに進むのでこのカテゴリーを参考に、水利組合長や役員と有効な関係を築いて下さい。

水利組合長の同意が得られないと工事が白紙になる危険性があるので、出来る限り慎重に相手の言動や考えを理解したうえで円満に同意がえられるように努力してください。

いくら理不尽でも喧嘩をすると間違いなく不利になります。

なぜって?

それは水利組合長が同意しない限り工事が絶対に進まないからです。