越権行為と嘘で押し通す関連会社の問題社長を係長に降格

先日のブログで紹介した自分の目的を達成するためにうその報告をする関連会社の社長ですが、またしても、同じようなことをやらかしました。

今回は私が直接対応をしたのではないのですが、まず一点がグループ会社社長の決済事項である従業員の給与表以上の給与の支給について、勝手に判断して昇給の手続きをしていたのです。

詳しく説明するとわが社には給与表があり、その定められた給与表の中で業績優秀者に対して、関連会社の社長の権限で給与を増やすことは認められているのですが、その給与表以上の昇給についてはグループ会社社長の決済事項になっています。

越権行為で決済事項である従業員の昇給の手続きを勝手に

にも関わらず、グループ会社社長の決済を受けずに勝手にある従業員の給与を増やしているのです。

たまたま、私のところに関連会社の給与を担当している従業員がこれって問題ないですか?と聞いてくれたので発覚しましたが、そういう報告がなければ、気がつかないところでした。

早速、その関連会社の社長を呼び出して確認したら悪びれもなくその通りだと認めます。

それがグループ会社の社長の決済事項だから越権行為だと説明してもピンと来てない様子です。

これでは関連会社の社長を任せるのは無理だなと思いました。

そして、その翌日別の関連会社Bの社長からまたこの問題だと思っている社長が管轄する関連会社Aのことで相談を受けます。

業務が手一杯だと嘘をついて他社に仕事を押し付ける

どうもA社が手一杯なので、ある仕事をB社に依頼したようです。

B社としては余力があるので受けようと思っていると言うことでしたが、最近問題のあるA社の社長のところなので、実際に現場の従業員に電話で確認したら、B社にふろうとした仕事が出来ないほどの業務量ではないと言うことでした。

またまた、A社の社長が自分に都合がよいように話を捏造していることが分かりました。

私は少々仕事が出来なくても正直な人を好む性格をしています。

途中で嘘をつく人間がいると正確で公平な判断ができなくなりますし、いろいろな問題が発生します。

なので、グループ会社の社長に人事部長である私の考えを申告して降格させることに。

人事部長が関連会社の問題社長を係長に降格させる

申告したらグループ会社の社長も私と同じようなことを考えていたようで、あっけなく降格が決まり、人事部長である私がその関連会社の社長を呼び出して、意識してかどうかは知らないが嘘をついて自分の考えを通そうとしたり、越権行為をしたりと管理職としては信用信頼して仕事を任せることが出来ない。

以前にも注意したが改善がないので係長に降格と伝えました。

伝えた瞬間はかなり動揺しているのが分かりましたが、自分も心当たりがあるのかそれ以上は何も言ってきませんでした。

後味の悪い仕事でしたが、相手の自業自得なのでしょうがないと割りきります。