先日のブログで紹介した通り、専門学校の校長を呼び出して話をすることに。
これまでのいきさつも含めて説明し、当社は国家資格不合格者を他社がほとんどの内定取り消しをしているなかこれまでも誠実に内定を取り消さずに受け入れてきた。
にもかかわらず今年は、そちらの専門学校から入社した国家資格不合格者2名が、秋から当社を休職して、そちらの専門学校のサポートを受けたいと言ってきた。
これは今年からの取り組みかも知れないし、国家資格を取得することを目的としているので、卒業者も専門学校もどちらにも必要なことで大切な事だと言うことはよく分かる。
専門学校の校長を当社に呼び出し話を
しかし、当社の立場から考えると不合格になって、本当は内定を取り消して中途採用で国家資格を持った人を採用したいと思っているにも関わらず、不合格者を採用したために、従業員の国家資格取得者の定員の観点から必要数を採用できない。
そのような迷惑や不便を当社に与えているにも関わらず、専門学校で補講をしてくれるから半年勤めて休職し、来年復帰したいというのでは都合が良すぎる。
はっきり言って当社の迷惑についてはなにも考えてくれない自己中心的な行動だとは思うが、しかしながらそちらの立場を考えたらその行動も理解できる。
だから、休職となるとこちらも余剰人員を抱えるので退職してもらうことになるが、学校の補講を受けることには反対しない。
その代わりと言ってはなんだが、今後については当社の立場も理解して、国家資格不合格の場合は、内定取り消しを認めてほしい。
そうしてくれないと、合否が微妙だなと思う学生にも内定が出せない。
今回当社の採用試験に応募してくれた4人の学生のうち2名は完全に不合格し、1名は微妙だなと考えている。
そのことを認めてくれないと微妙だなと思う人に内定が出せない。
と伝えました。
するとその専門学校の校長も私の考えを理解してくれて、本当にご迷惑をかけて申し訳ありません。
円満にお互いの顔を立てる予定通りの結果に
学生にも君たちは社会人なんだから会社にも迷惑をかけている事を理解するように注意した。
その上で、補講を受けたいか確認したら受けたいと言うことでしたので、迷惑をかけると思いますがよろしくお願いします。
それと、不合格者の内定取り消しは致し方ないことだと思います。
という回答で、専門学校の校長とはお互いに顔を立てる円満な形で終了しました。
これで、私の意思も反映できて、不合格者の無資格者を抱える問題も解決できたので、良かったです。