ハローワークに恩を売り優良企業扱いで求人応募者を増やす

ハローワークは、従業員を採用する上で、非常に重要な手段や方法の一つになります。

ハローワークの利用価値は、無料の求人票を出せることだけと考えていないですか?

そのように考えている人事部長や担当者がいれば、それは大きな間違いです。

ハローワークの職員と強固な信頼関係を築く事で、求人の応募や採用に大きな恩恵を受けることが出来ます。

では、ハローワークと強固な信頼関係を築くためにどうすればいいのか?

まず第一に、ハローワーク関連の認定があれば、面倒くさがらずになるべく全て申請して、認定を受けましょう。

ハローワーク関連の認定とはどういうものかというとユースエール認定や若者応援宣言やくるみん認定やプラチナくるみん認定等々です。

認定を受けてハローワークで優良企業扱いに

くるみんやプラチナくるみんの認定は、少々基準が難しいので、書類を作っただけでは、認定といきません。

逆に、若者応援宣言等は、新卒の採用者数や平均在職年数や有給休暇の取得率等を調べて申請すれば、簡単に宣言することが出来ます。

(簡単と言っても、調べる作業は部下に指示しているので、私は簡単ですが、部下は少々手間がかかっています)

それらの認定を取ることだけを考えたら、求職者に対して、アピールポイントになるような大きな意味はないと思うのですが、ハローワーク関連の認定をすべて取得するとハローワークの中では、優良企業という扱いになるようです。

そして、優良企業の扱いになるとどういうメリットがあるのか?

と言うとハローワークが主催する就職フェアや学校の進路指導の先生等が集まる情報交換会に参加しやすくなります。

現在、非常に好景気でどの会社も人材難です。

なので、就職フェアなどに参加したい企業や会社が非常に多いです。

よって、就職フェアの定員以上に参加したい企業や会社から申込みがあります。

ハローワークは表向き、希望者多数の場合は、抽選で参加できる企業を決めていると言っていますが、実際は、きっちり優良企業として必要な手続きをしているかどうかで参加企業や会社を決定しています。

ですので、わが社は私がきっちり若者応援宣言等の手続きをしていますし、プラチナくるみんなどの認定も受けていますので、就職フェアに申し込んでも毎回当選します。

その他にもハローワークに協力して、恩を売ることで、更にハローワークから強固なサポートや信頼を受けることが出来ます。

ハローワークの担当者に恩を売ることが大切

例えば、高校等の学生に対する就職の講義とか。

大半の企業の人事部長等担当者は面倒くさいので、断っていると思うのですが、私は恩を売るチャンスと快く引き受けています。

この間もありましたが、5班に分かれて同じ講義を5回したので疲れましたが、ハローワークの職員からは非常に感謝されました。

企業見学の協力も恩を売る上で、大切なことです。

高校生対象に、毎年のようにハローワークが主催して企業の見学ツアーをしています。

一日に4 企業ぐらい回るのですが、これも快く引き受けて、担当者がわが社の案内をしています。

このような面倒くさい協力をボランティアでして何になるのか?

いつも断っている人事部長や人事担当者はそう思うのではないかと思います。

では、私がこのような面倒くさい仕事をなぜ快く引き受けるのか?

と言うとハローワークの担当者が困っていると考えるからです。

はっきり言って、快く引き受けている私も面倒くさい。

ただ、その先にあるメリットが見えているから協力します。

求人に対する応募者を増やす大きなメリットが返ってくる

逆にその先にあるメリットが見えていない、ほとんどの方は、絶対にお断りするはずです。

そうなると、ハローワークの担当者が、私に電話をしてくるまでに、何度も断られて困ったなと大変な思いをしていることが想像できます。

そして、私がそこで快く引き受けたら、ありがとう、この恩は必ず何かで返すと心から感謝するはずです。

そういう気持ちが、ハローワークの担当者に芽生えたらしめたものです。

そのような感謝の気持ちから大きなメリットが返ってきます。

最近まで、そういうことを意識していなかったので、私もこんな大きなメリットがある事を知りませんでした。

ちなみに私がハローワークから受けた大きなメリットとは何か?

ハローワークに掲示板があり、優良企業の求人という事で、わが社の求人票を掲載してくれたり。

ハローワークの中で、わが社だけの就職説明会を開催してくれたり。

ハローワークから多大なサポートを受けることが出来るようになりました。

しかも、こちらからお願いしたのではなく、ハローワークの方からこういう採用に有利なものがあるのでぜひ参加しませんかと声を掛けてくれて。

ですので、求人に対する応募者を増やすツールを増やすために、ハローワークの担当者に恩を売る事は非常に大切な事です。

ハローワークを大事に扱うと、会社や企業の採用活動に大いなるメリットを与えてくれるはずです。