役職を与えると一定数あらわれるのが自分が偉くなったと勘違いして部下に大柄な態度を取る人。
役職がついて横柄な態度を取ることがどんなにみっともないことかわからない恥ずかしい人ですが、これまで生活で脚光を浴びたことのないそれほど能力が高くない、そして自分より強いモノにはまかれる強くない情けない人に多い現象です。
目次
自分が偉い?横柄な態度を取る勘違い係長の問題点
実際に報告された問題点
この間も会社の清掃担当の係長が、他の部署から掃除を頼まれてもそれ自分の仕事?と横柄な態度でなかなか引き受けない。
直属の課長などの上司が指示してもこれこれ自分の仕事?と仕事を受けるのを渋る。
部下に対して分けないわからない指示を出す。
そして部下がムッとした顔をすると課長に対してあの人怖いから退職させてほしいと訴える。
部下が対応できていない仕事を指摘してもそれは注意していたのにと自分の責任と考えて動かない。
忙しいと仕事を受け渋るのに自分がやりたい本来の業務に関係ない仕事はやる。
勘違い係長の鼻をへし折って改心してもらう
こんな感じで所属する部署はそれ以外の部署からの評判が非常に悪くなっていました。
なので、このままでは部下や周りに悪影響を与え続けるのでこの係長に役職を降りてもらう必要があります。
私としても改心してほしいのでこの横柄な勘違い係長の鼻をへし折って改心してもらうことにしました。
改心してもらう方法
方法はこうです。
その係長の上司である課長、課長補佐に自分なりにその横柄な係長の問題を面と向かって伝えてもらいます。
そして、最後に私が問題と思う点を指摘してこのままだと降格してもらうことになると伝えます。
リアルに自分に立場がなくなる感覚を味わってもらい改心をはかることにしました。
係長に仕事の姿勢や態度の問題を伝える
課長と課長補佐に準備をしてもらい私の部屋に課長、課長補佐、係長を呼び出します。
そして、私が進行して部屋に集まってもらった主旨を説明します。
係長の仕事の姿勢や態度の問題に対する報告がたくさん上がっている。
今後の係長の立場に影響する話をするから質問などに対しては真剣に考えて心して返答するように指示しました。
まず、課長から「社長が近くにいたイベント時に、散らかっていた場所が合ったからすぐに整理整頓するように指示したのにもかかわらず、あれは自分の仕事ではないとヘラヘラ笑って動かなかった。自分の仕事ではなくてもイベントで誰かがやらなければならない。だから、言われなくても自分で動かないといけない状況にもかかわらず、私が指示しても動かなかったのは大きな問題だ。」
課長補佐から「仕事をお願いしても前向きに返事をしたり、いやそうな態度を取るから、別の方にお願いするようにしている。私だけでなく他の部署でもそういう話を聞くので役職者としての仕事は出来ていないと思う。」
そして、課長や課長補佐の説明や私が報告を受けている横柄な係長の問題を伝えて、はっきり言って役職者の仕事が出来ているかどうか周りの評価を聞けばわかる。
君の周りの評価は最悪で役職者として全く機能していないし、悪影響が強い。
改善がなければ降格を宣言
今後、改善がなければ降格すると宣言しました。
強烈なメッセージを本気で伝えたら改善するケースも多い
行動や態度が改善されたら処分はなし
この宣言に対して、かなり係長が動揺しているのがわかったので、ただ、今回の注意で明らかに君の行動や態度が変わったのが分かれば、これまで通り係長として仕事を続けてもらう。
しかし、一度失った信用を取り戻すのは本当に難しいことである。
ちょっと、油断するとやっぱりこの人はこういう人なんだと評価されてします。
今回と同じような報告が私に上がってきたらその時点で降格が確定するので本気で自分の行動を変える努力をしてほしいと伝えました。
強い危機感を与えたら改善するケースが多い
自己管理できない人は自分が偉いと勘違いしてこういう問題行動をしがちです。
でも、そのまま自分の思うままに行動をし続けたら降格になるという強烈なメッセージを本気で伝えたら改善するケースも多いので部下のためにも心を鬼にして部下を注意することが必要です。