労働局室長の理不尽な訴えや言動に怒り心頭も我慢

プラチナくるみんの男性の育児休業の取得率を大幅に上げて、認定取消の危機を避けるために、配偶者が出産したときのわが社独自の育児目的休暇を育児休業として運用することにしました。

(2年間に一人でも男性の育児休暇取得者がいないとプラチナくるみんの認定を取り消されるので)

法律に抵触しないのに改善が必要だなんて理不尽

そして、労働局に規定案を作って相談したら、一旦は問題ないという回答があったのですが、その後、再度連絡があり、法律には抵触しないが、好ましくないと言うような回答に変わりました。

日本は法治国家です。

法律に抵触しないのであれば、問題ないので、それならこのまま変更しますと伝えると、プラチナくるみんをとっているので、手本になるような制度を作ってほしいと言うような感じで訴えてくるので、なんでもかんでも、優遇すればいいってものではない。

そんなことをしていたら、きりがない。

法律に抵触しないのであれば、このまま手続きすると伝えて、電話を切りました。

そのあと、自分なりに考えて、男性の育児休業100%になったら、全国的に注目されるかもしれないし、そのときに好ましくない規定だと、足を引っ張られるかもしれない。

そう考えたら、誰が見ても問題がないように規定を作る必要がある。

そして、そのように改善しても、金銭的な負担増は年間50万円ぐらいなので、会社の運営には支障がない。

そう考えていたら、翌日、労働局の室長から電話が入りました。

話を聞くと昨日のやり取りで、報告書を見たら誤解があるようなので、電話をしてきたと言うことでした。

改善を要求してくるのに法律に抵触するかどうか分からないとは

そして、話を聞くと今回の修正は労働基準法と男女雇用機械均等法に抵触する可能性があるので改善しなければならないと言うことでした。

法律に抵触するのであれば、改善が必要なので、完全に法律に抵触するのかどうか聞くとそれは分からないという回答でした。

法律に抵触するのであれば、改善が必要なのはよくわかるのですが、抵触するかどうか分からないのに改善が必要だなんて理不尽ですし、納得できるわけありません。

それに、制度が充実しているのがいいのは分かるのですが、そんなことをやり過ぎたら会社の運営の足を引っ張ります。

そう説明すると、最近出来た小さい会社であれば、改善を要求しないが、プラチナくるみんを取っている御社みたいな所は、手本にならないといけない。

と言われました。

しかしながら、法律や制度の答えは一つです。

にもかかわらず、わが社がダメで、最近出来たような会社はオッケーなのか、ますます、理解に苦しみます。

自分で言っていておかしいななんて思えないから、そんな理不尽な事が言えるのでしょう。

こんな人が国の公務員で法律を扱い、正否を決めれるなんて危険すぎます。

そして、更に、今までの制度を下げて、経費を下げようとしている魂胆が透けて見えるなんて、失礼な事を言い出すじゃないですか。

これには、理性的な私もブチギレそうになってしまいました。

会社独自の育児休暇を育児休業に振り替えるにあたって、一つ新たに特典を追加しているからです。

(これまでは配偶者の出産日から1週間と取得期間を定めていたのですが、今回の育児休暇に振り替えるにあたり育児休暇が取得できる期間の中でいつでも取得してよいという事に改善しました。)

労働局室長の理不尽な訴えや言動に怒り心頭もなんとか我慢

これには、さすがの私も言いがかりをつけるのはやめてください。

後退どころか、一歩前進しています。

そんな言いがかりをつけられたら、こっちも引けなくなると伝えました。

私の心のなかもどんどんイライラ感が募り、ちょっとしたことで爆発しそうなところまで行ったのですが、でも、ここでブチギレてしまって喧嘩をしたら、ただでさえ理不尽な人なので、わが社の規定等をほじくりかえすように見て、あれやこれやと言いがかりをつけられるかもしれません。

それに、私も労働局の担当者が言っていたように改善しようと思っていた訳です。

本当に腹立たしいですが、ここいらでやめとかないと私も後に引けなくなる。

そう思ったので、私が大人になって、もともと、改善する方向で考えていたので、経営者に報告します。

と伝えて電話を切りました。

労働局室長の理不尽な訴えや言動に怒り心頭だったのですが、なんか我慢出来たので、私も大人になったなぁと思いました。

(これまでに相手の理不尽さに我慢できずにブチギレてしまい、その後の仕事の支障が出たこともありますので)

結局社長と打合せして、男性も女性も同じように育児休暇のはじめの一週間は有給休暇とする新たな育児休暇を作って、運用することにして、労働局長にもそのように伝えて、円満な形で話し合いを終えることが出来ました。