事業系一般廃棄物処理業者の一方的な言いがかりドラブル

私が勤める会社の関連施設である介護施設では、10年以上前からオムツとその使用済みオムツの廃棄料込の契約で、おむつ販売業者と取引をしています。

ですので、事業系一般廃棄物処理業者とその関連会社の介護施設とは直接の契約がありませんでした。

(オムツの販売業者が事業系一般廃棄物処理業者と契約をしていたので)

オムツに関しては最近まで全くトラブルがなかったのですが、事業系一般廃棄物処理業者の社長がいきなり介護施設の事務長を訪ねてきて、そこから一方的な言いがかりを付けられてトラブルに発展していきました。

話の詳細は以下の通りなのですが、当院のおむつの廃棄量が10年前と比較すると2倍ぐらいに増えている。

にも関わらず、オムツ販売業者がそのことを言わずに、10年前の契約料金で事業系一般廃棄物の処理を引き受けていたので、長年損をしていた。

事業系一般廃棄物処理業者の一方的な言いがかり

なので3日後の来月から介護施設と直接取引をしたい。

もし、してくれないのであればオタクのゴミは持って帰らない!!!

と一方的に通告されたようです。

そして、この介護施設の事務長では荷が重いという事で、本社機能をしているわが社の人事部長である私もこのトラブルの対応に加わることになりました。

私としてはこの事業系一般廃棄物処理業者が怒る気持ちは分かりますが、関連会社の介護施設とは直接契約していない訳で、そういう文句や苦情や今後の取引ついては、オムツ販売業者としてもらわないといけない訳です。

だって、廃棄料金込みでおむつを購入しているのですから。

こちらとしてはおむつの使用量が増えたら、それに伴って廃棄料も総額でいうと増やして払っているという事になります。

だから、わが社は適正におむつの廃棄料金を支払っているので、その分支払いを増やしていないのであれば、それはおむつの販売会社がわが社が適正に支払った廃棄料金を自社の利益として取り込んでいる。

悪いのはおむつ販売業者です。

そのように伝えるのですが、何度伝えても、全く聞く耳をもってもらえずに、逆になんでその廃棄物処理業者と直接取引をしてくれないんな?

オムツ販売業者から取引のいきさつを聞いたが、介護施設の事務長がややこしい相手やから直接取引をしないんだと聞いたが、差別的な考えからそういう行動をしているとしか思えない。

部落解放同盟であることを宣言

自分は部落解放同盟をしているからそう思う。

そうでないのなら、何故不正をする業者を庇うんだ。

どう考えても差別しているとしか考えられない。

事業系一般廃棄物は、排出企業と処理運搬業者が直接取引をするもので、免許がないオムツの販売業者が間に入っていること自体が法律違反である。

(この時点では法律違反かどうかは分かりませんでした。

法律違反の可能性はあるなと思っていたのですが、後で友達で地場の大手の産廃業者で部長をしている人に聞いたら、産業廃棄物であれば法律違反、一般廃棄物であればセーフと言うことが分かりました。)

同和問題を持ち出して取引を強要

なんで法律違反を犯してまで直接取引しないことにこだわるんだ!!!

とあることないことを高圧的に、しかも一方的に言われ続けました。

自分の言いたい放題で厳しい案件になる覚悟を

私もこれまで困難なトラブルを何度も解消してきた自負があるので、そう簡単には言い負かされない自信があったのですが、私が説明する全ての事を理解できないと切り捨てられて、ここまで自分の言いたい放題で、同和問題を持ち出して、取引を強要してくる悪質な業者は初めてでしたので、これは厳しい案件になるなと覚悟を決めました。

その後も平行線で全く話が進まないままですし、もし万が一法律違反であるのなら、真っ当な料金を請求されるのであれば、直接取引をしてもいいなかという考えもあったので、検討するために早急に見積書を提出してもらうことで、この日は帰ってもらいました。

その後、すぐにオムツ販売業者の担当者に電話をして、事のいきさつを聞くと同じように一方的で、介護施設に直接話しをしないでください。

クレームについては前向きに対応する。

と言っているのに、聞き入れてもらえない。

という回答でした。

産業廃棄物処理業者で部長職の友達に確認

確かにそういう人だったので、どうしようもないなと言う気持ちがあったので、私も自分なりの対応を考える必要があるなと考えて、産業廃棄物処理業者で部長職をしている、友達に聞いたところ、その介護施設がある市では一般廃棄物業者は2社しかなく、この2社も裏で手を結んでいるので、この業者と決裂したら、もう1社が当施設のゴミを持って帰ってくれる事は無いということが分かりまいた。

よって、横暴な事業系一般廃棄物処理業者と取引するか、広域に渡ってゴミの運搬が出来る産業廃棄物処理業者に頼むか、当施設で軽トラなどに積んで焼却場に持ち込むか、その3つの選択肢しかないと言うことが分かりました。

産廃になると、費用が現在の何倍もかかることが分かりましたので、その選択肢もなくなり、いよいよ直接取引になるしかないのかと覚悟を決めました。

そして覚悟を決めたので、一般廃棄物処理業者からの見積書で納得できないゴミのトン数が正しいかどうか調べることにしました。

10年前からオムツの廃棄量が1.7倍の14トンという事でしたが、納得がいかない私が10年前のオムツの請求書の4か月分の合計と、最近の4か月分の合計を比較したところ1.3倍で、やはり、矛盾が生じる量でしたので、その事を事業系一般廃棄物処理業者の社長に伝え、そこが納得できたら私も経営者と前向きに話が出来ると思う。

事業系一般廃棄物処理業者の矛盾を突っ込みトラブル回避

このトン数はどういうような根拠で導き出したのか?

と聞くと空の運搬車を秤に乗せて、当院のゴミを収集したあと、再度、計りに乗せて10日間計量した数字から導き出して来たものだ。

と言うことでしたので、それなら話は早い。

当施設の従業員を1か月同席させるから、そこから導き出した量で見積書を出してくださいと伝えました。

それで人事部長である私もある程度納得できると思っていたら、この事業系一般廃棄物処理業者の社長と電話が終わった10分後に、オムツ販売業者から電話があり、事業系一般廃棄物業者の社長からたった今電話があり、これまでどおりの契約でお願いします。

という事になったと連絡が入りました。

先ほど、私と実数量を確認することで同意していただけに、半信半疑になったので、再度、その事業系一般廃棄物処理業者の社長に電話したところ、ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした。

これまで通りでの契約でお願いしますという事になったので、一件落着しました。

不正がバレるのを恐れての手のひら返し

おそらくでありますが、事業系一般廃棄物処理業者の社長がかなりアバウトな過大な量の見積書を出していた事がバレるのを恐れての手のひら返しだったと思うのですが、当施設はこれまでどおりの価格でおむつ販売業者から廃棄料込みのオムツを購入できるので、数々の無礼で理不尽な要求は許してこれまでどおりの取引をしていきます。

オムツの販売業者はこの事業系一般廃棄物処理業者の社長の要求を丸呑みして、当施設のオムツの販売料金はそのままなので、大きな損をするでしょうが、私とこのおむつ販売業者との交渉力の差なので仕方ないことです。

私も他社や他人の心配をするほどの余裕はありませんので。