新聞の折り込みで求人広告配布2日前のまさかのNGに対する対応

なかなか思うように従業員の採用が出来ずに困難を極めるので、その状況を打破するために、新聞折込求人広告をデザイン会社に依頼して、都道府県内の各家庭に10万枚以上を配布することにしました。

わが社の求人広告に使った写真素材は、以前パンフレットやホームページ用に従業員をモデルに撮影した写真で、なかなかいいものが完成しました。

新聞折込の求人広告配布2日前のまさかのNG

パンフレットやホームページ用だということを伝えて写真を撮っていたので、当然、新聞の折込求人広告もOKだと思っていたのですが、会社全体に求人広告を配布した新聞折込の2日前に、ある従業員からまさかの配布NGの依頼が発生しました。

もうすでに10万枚以上作成して各新聞社に配布の終了している状況でしたので、この求人広告作成にかかった費用が全て無駄になります。

とにかく求人広告の配布NGの理由が分からないと対応の仕様がないので、とりあえず配布NGの従業員を人事部長室に呼んで、具体的にどのような理由でNGなのか確認しました。

すると住んでいる地域が田舎なので、地域の住民からあれやこれや言われるのが嫌だとか、わが社に勤めていることも言っていないので知られるのも嫌だとか、不特定多数の人に見られて悪い感情を持たれて、その折込求人広告を見て家族に被害が出る可能性があるから嫌だというような理由でした。

求人広告を差し止めると相当な費用が無駄になるが

この理由を聞いて、なるほどそういう考えもあるんだなという事と、対面して話した感じが本当に嫌がっているように感じたので、今、社長は出張であるし、この求人広告を差し止めると相当な費用が無駄になるが、それでも経営者と話して差し止めてもらいたいか?

と確認すると、そうして欲しいと言うことだったので、そこまで嫌なのであれば今から社長と話をするわ!!!

と言って一旦保留にしました。

そして判断を丸投げではいけませんので、社長に電話する前に私なりの対応方法も考えて、私としてはその従業員が住んでいる地域を外し、配布することにしたらいいのではないか?

と考えて、社長にトラブルの報告と、その対応策に関して電話をしました。

その従業員が住んでいる地域を外し配布する対応を

そして最終的に社長と業者の許可を得た上で、従業員を再度人事部長室に呼んで、この対応でなんとかお願いしたいと伝えたところ、そこまで対応してくれたのであれば今回は了解しました。

という事になりました。

パンフレットやホームページの写真を素材として使わしてもらう同意は得ているつもりだったので、私としてはまさかのNGでしたが、こういうこともあるので、次回、会社の求人広告を作る時は、NGじゃないか全員に確認して、承諾を得ないといけないなと実感しました。

ちなみに私の長女の写真も素材として掲載しましたが、私自身なんとも思わなかったので、そういう拒否が出るなんて一切思っていませんでした。