上司や管理職が部下の褒める場所の見つけ方や探し方について説明します。
上司や管理職が部下の褒める場所を見つける為に、一番重要な事は部下に関心を持つことです。
一番重要な事は部下に関心を持つこと
部下に関心を持たなければ、まず褒めることろを見つけることが出来ません。
会社で部下を褒めない管理職や上司になんで褒めないんですか?
と聞いたこともありますが、その答えは大抵部下を褒めるところがないからと言います。
部下を褒める気で見ていれば、たくさん褒めるところありますよ!!!
と伝えるとそれやったら私のほうが大変な仕事をしているし、私が褒められたいわと答えられます。
部下を褒めることができない人や褒めるところが見つけられない人は、多かれ少なかれこういうところがあるのかもしれませんが、要するに自分本意なのです。
自分が頑張っていることを認めて欲しい!!!
という気持ちが強すぎると言う事です。
部下に興味がない上司や管理職は部下を育てられない
こういう上司や管理職は、部下に興味がない自分だけがかわいい人です。
こういう考え方の人は、まず部下を褒めることが出来ませんし、部下のやる気やモチベーションを引き出し成長させることが出来ません。
では、褒める為に部下に興味や関心を持ってどうするか?
というと、部下の行動や仕事を観察したり見守ることで、部下の良いところや悪いところ等様々なことが見えてきます。
ただ、観察や見守るといっても見てるだけでは褒める所が見つからないという方が多いのではないでしょうか?
私も昔はそうでした。
部下の行動を観察したり見守ったりしても、表面を見ているだけで、全く褒めるところが見つかりませんでした。
では、そんな私が部下の褒めるところを見つける為にどういうことをしたのか?
というと、褒めるところを見つける努力をしました。
努力して見つけないといけないことなのか?
部下にそこまでしてやる必要があるのか?
と思われるかたもおられると思いますが、そこまでしないと見つけられるようになりませんし、そこまでしないと部下が喜ぶポイントを褒めることが出来ません。
(上司や管理職にそんなことをしてもらったことがないからしない!!!
という上司や管理職もはっきり言って多いです。
部下を褒めないと自分が損をしていることも分かっていないので、非常に残念な話ですが。
部下を褒めない報いはいずれ自分に降りかかってきます。
わたしから言わせると自業自得ですがその時に後悔しても遅いのでこのブログを見てくれた人はそんなことのないように部下を褒める努力しましょう。)
部下の褒める場所の見つけ方や探し方
なぜ努力しないと部下が喜ぶポイントを褒めることが出来ないか理由は簡単ですが、部下は誰もが分かる結果を見て褒められるより、影で努力をしている事を評価されたり、難しい過程や困難を乗り越えてきた事を評価されたり、工夫や改善を認めてくれたり、細やかな気配りを褒めてくれたり等々、上司や管理職からほかの人が見てもわかりにくい努力を褒めらると数倍嬉しく感じます。
部下のモチベーションややる気を高めるために、わかりにくい部分を褒めることが必要なので、見つける努力をしなければ見つからないのです。
ウォーリーを探せや間違い探しの様なものです。
ぼーっと探していたのでいつまでたっても見つけることが出来ないことがよく分かるはずです。
真剣に集中して探すことによってやっとウォーリーを見つけることが出来ます。
そのように本気で部下のいいところを見つける努力をすることによって、部下の褒める場所がたくさん見つかるようになります。
部下の褒める場所がたくさん見つかるようになると、こんなにも会社の為に頭を働かせて努力してくれているんだとか。
利益をもたらせる為に改善や工夫してくれているんだとか。
上司や管理職であるあなたにこんなにも気を使ってくれているんだ!!!
助けてくれているんだ!!!
と言うことが分かるようになります。
そこまでわかるようになると、部下に対して大きな感謝の気持ちが持てるようになって、自然と部下を褒めることが出来るようになります。
そういうことが出来る様になると優秀な部下を育てる事が出来る上司や管理職に成長できますし、出世街道をばく進できる力が身に付きます。