若い時に出来ない人の仕事を押し付けられる人は将来出世する

先日年上の部下の人と話をしていて、息子が久々に家に帰ってきて話をしていたが、一人は最近残業をつけてくれるようになったが、その分基本給は下げられた。

しかも、仕事が出来ない奴やだらだらしている奴の方が残業時間が多くなり理不尽だと怒っていた。

仕事が出来ない人の残業が多く給与の総支給が多いのは理不尽

仕事量も自分はその出来ていない奴の仕事もやらされるから余分に仕事をしているにも関わらす、自分より仕事量が少ない仕事が出来ない奴の方が給与の総支給額が多くなる。

本当に腹立たしいと怒っていたようです。

もう一人は自分より仕事が出来ないかなり年上の奴の方がかなり給与が高いのが腹が立つ。

仕事も若手の自分と同じ立場なのにいろいろと押し付けてくる。

外国に出張したときも英語が話せないからと交渉の責任をすべて押し付けてくると言うことでした。

その気持ち、私はよくわかります。

私も若いときに銀行で営業していたときは自分のノルマを達成してもすぐに出来ていない人のノルマを上司から押し付けられて本当に腹が立っていました。

やってもやってもきりがないと。

そして、私はストレスで我慢できなくなって銀行を退職しました。

土日祝祭日働く同期はダントツの一番出世で銀行の支店長に

その時に一番仲が良かった同期は、土日祝祭日も関係なく、自分のノルマが達成できていても、営業をするような人間でした。

しかし、その当時は土日祝祭日もしっかりとって休んでいた私と同じぐらいのノルマしか達成出来ない感じで、効率が悪いなと思っていました。

ところが私が退職したあとも同じスタイルで仕事を続けた結果、同期でダントツの一番出世で支店長に昇進昇格しました。

私は銀行をやめたあとは当時400人ぐらいの規模の会社に就職して、数年で人事部長に昇進昇格しました。

しかし、ここでも銀行で味わったのと同じようなストレスに悩まされることに。

自分の仕事が終わっても出来ていない人の仕事やトラブルやクレームも難しそうなものはいつの間にか私が担当することになっていたり、誰がやるのか決めにくい難しい仕事もほぼすべて私の方に。

判断が難しい案件も私に相談して、その判断が間違っていたら私に責任を擦り付けてくるのです。

なんで、いつも私ばっかりこんな苦労をしなければならないのか。

なぜ、苦しいことばかり押し付けられるのかというストレスもかなり大きかったですが、人事部長の立場を捨てるのも惜しかったので、歯を食いしばってすべての困難に真正面からぶつかり、失敗しながらも自分で解決策を考えて処理していきました。

年収は2倍になりストレスを与えられない扱いや待遇で特権も

その結果、人事部長に昇進昇格したときより年収は2倍になり、すべての従業員からほとんどストレスを与えられない扱いや待遇になり、会社内でもいろいろな特権を与えられて、自由に仕事が出来るようになりました。

そして、ほとんどの困難な問題やクレームやトラブルも自分で簡単に解決出来るようになりました。

なので、出来ない人の仕事を押し付けられて腹立たしい思いをしている若手に一言。

若い時に出来ない人の仕事を押し付けられる人は将来出世し高給取りになって得をするので、今はその修行期間として前向きに頑張りましょうと。