部下の退職原因 役職者や管理職も無能であれば辞めさせる

役職者や管理職等の上司でも、仕事が出来ない不要で無能な従業員や人材はたくさんいます。

仕事が出来ると評価されているから上司になるのでは?

と首をかしげる方も多いかもしれませんが、実際は仕事が出来るという理由で昇格していない上司もたくさんいます。

もう少し詳しく説明すると、表向きは仕事が出来るから昇格しているということになっていますが、実際はふたをあけると、その上司としょっちゅう飲みに行くほど仲がよい関係だからとか。

自分の言いなりに動く使い易い人間だからとか。

仕事が出来るという理由で昇格していない上司も

他の派閥の人間に頼まれて仕方なくとか。

学歴が高学歴だからとか。

取締役の息子だからとか。

仕事が出来る出来ない以外の要素で昇格していることがたくさんあります。

実際に銀行員時代にそういう人事を腐るほど見てきました。

主任の立場で新規融資専任の仕事をしていて、半年間で0件という人がいました。

この時、私は入社2年目の地区担当者でしたが、集金等の忙しい業務をこなし、空いた時間を見つけて、営業活動を続けた結果、新規融資3件の成績でした。

これほど仕事が出来ないにも関わらず、支店長代理に昇格したので、なんであの人が昇格できたのか支店長に確認しました。

すると別の支店の支店長から、あいつ昇格させてやってくれと頼まれたからだそうです。

全然仕事ができない人なのに、こんな人に部下になった人は不幸だと思いましたが、その数年後には支店長になって、地区の住宅ローンを推進する立場になったと風のうわさせ聞きました。

自分のノルマが全くできない人が全体を推進してノルマが達成できるはずがないと思うのですが、それがまかり通るので恐ろしいことです。

銀行はサラリーマンしかいない会社になるので、お客様を喜ばして、会社に最大限利益を上げれる人材を登用するという発想に乏しいのかもしれません。

よって、不幸なことに、仕事が出来ない無能で不要な従業員や人材である役職者が出来上がります。

無能な管理職や役職者は部下の退職原因になる

しかもこの人、仕事が出来ないだけでなく、自分が出来ない事を部下に強要する事が出来るのです。

この人は私がいた支店に後から転勤してきたのですが、その当時、その日に営業に行った会社や個人宅を登録して報告する端末が導入されました。

それまでそういう報告自体がなかったので、端末に行先を登録する手間が増えることになります。

ただでさえ毎晩遅くまで残業しなければならないぐらい仕事があるのに、これ以上仕事を増やされることは本当に嫌でしたし、ノルマで実績を上げていたので、結果だけ出せばいいだろう。

なんで今更営業先の報告という無駄な仕事をしないといけないんだとかなり不満に思って、実際に意味がないと考えたのでやりませんでした。

その事を当時主任で融資担当をしていたその人に伝えたら、なんで出来んの?

やらないといけない事やし、僕やったら出来るしするでと言われました。

そういわれると上司ですし反論の余地はありません。

この人は出来る人なんだと思っていたのですが、それから数か月後にその人が営業担当者として融資専任で一緒に仕事をする事になりました。

その時も私は役職者や管理職である支店長や代理になんで行先の報告をしないんだと注意されても、こんな無駄な仕事出来るかという気持ちがあり、していませんでした。

この主任の人はあれだけはっきり私に自分は出来ると豪語していたので、やるんだろうなと思っていたのですが、ふたを開けたら新規融資を1件もとってこないどころか、営業先の報告すら出来ませんでした。

本当に口ばっかりでなんなんやこいつはと思いました。

仕事が出来ない管理職や役職者のせいで銀行を退職

そして、この主任が出来ないノルマは、営業が出来る私たち若手にのしかかり、自分のノルマを達成しても達成しても、支店全体のノルマが達成できるまで、ノルマの上乗せをされて、最終的に私はストレスでうつ病を発症。

そして私は銀行を退職しました。

そのうつ病を発症するちょっと前に、私も苦しかったのでその主任になんで仕事をきっちりやってくれないんですか?

やってくれないからこっちにその出来ていないノルマが回ってくるというとその主任からお前には仕事が出来ない人間の気持ちなんてわからんのやと怒られてしまいました。

そんな人が銀行の支店長、そして私はうつ病を発症して働けなくなって銀行を退職。

本当に理不尽な話だと思いますし、役職者や管理職が無能だったら、部下が退職するんだという事が身をもって分かりました。

このような仕事が出来ない管理職や役職や上司でも性格がよければまだ我慢できますが、性格が悪く自慢話ばかりしていて仕事の邪魔をしたり、押し付けたり、威厳を保つ為に意味もなく怒ったり、好き嫌いだけで部下を評価したり、問題が起こったときに一番に逃げる卑怯者である場合は、はっきり言って害でしかありません。

そんな人が上司になった職場は、当然空気も雰囲気も人間関係も成績も全てが悪くなります。

現在私が勤めている会社でもそういう役職者や管理職がいる部署は退職率が高いです。

その人は部署内でへっちゃらで社長の悪口やその上の上司や管理職や役職者の悪口を言うのですから。

そして、その上司や管理職や役職者の悪口であれば、本人が目の前にいないのでまだ許されるのですが、その人はその部署内で自分の部下の悪口をへっちゃらで言います。

なので、本人が偶然に聞いてしまうこともありますし、間接的に聞くことも多いです。

無能だと分かった役職者や管理職は即刻辞めさせる

そんなことをされると普通の人は嫌になって仕事を辞めますよね。

なので、この人がいる部署は退職率が高いのです。

私もその人とたまに話をする事がありますが、本当に自分の部下は仕事が出来ない部下ばっかりだ。

だから、全て私がやって大変なんだ。

という話を延々とされます。

はっきり言ってうんざりします。

結局、その人を課長クラスの立場に置いておくのはデメリットが大きいという判断になり、平社員に降格してもらうことにしました。

(平社員に降格したら退職するかなと思っていたのですが、その人は降格を受け入れて現在も平社員として働いています。)

このページで紹介したような不幸な環境を作らないために、どんなに重要なポストについている役職者や管理職であったとしても、無能で仕事が出来ない人材であると、その人事をつかさどる職位の人間が評価した場合は、即刻辞めさせる事がその会社にとって最大の利益やメリットにつながります。

その様に誰に対しても公平に厳正に評価して人事することが出来る職場であればあるほど職員のモラルが高まり、成績や結果や成果のあげられる組織が作られてきます。